個人名義の返礼金額の相場

内祝いを贈るとき、金額の相場

結婚祝いや出産祝いなど、お祝いを戴いたら内祝いを贈って返礼しましょう。そもそも内祝いとは、おめでたいことがあったときに身内に贈るおすそ分けのようなものでした。しかし現在ではお祝いを戴いたときのお返しという意味で、みなさん内祝いを贈ります。
内祝いを贈るときに気になるのは予算ですよね。予算は戴いたものの3分の1から半額程度のもので考えましょう。戴いたお祝いよりも高額なものを贈ってしまうと相手の方が恐縮してしまい、逆に失礼にあたるので金額には気をつけましょう。また、上司や目上の方に内祝いを贈る場合は戴いたお祝いの半額ではなく3分の1程度のものを贈りましょう。目上の方にあまり高額なものを贈ることは失礼にあたります。

内祝いに何を贈ればいいの?

では内祝いにどんなものを贈ればいいのでしょうか。贈り物なのでいちばん大切なのは気持ちです。自分や家族におめでたいことがあって、それをどなたかがお祝いしてくれました。そのことに対してのお礼の気持ちやお祝いされてうれしかった気持ちを込めて、相手の喜ぶような内祝いを考えましょう。
そうはいってもなかなか難しいものです。好みや家族構成がわかっていれば、好きそうなお酒や紅茶、ハーブティーなど、また家族みんなで食べられるようなおしゃれでおいしいスイーツも喜ばれます。日本は入浴の文化があるのでバスソルトと上質なタオルのセットもすてきです。好みがわからないからといってお金や商品券では直接的すぎますし、失礼にあたります。
難しいですが内祝いを贈るのも人生で数回の幸福なことです。相手のためにたくさん悩んで、感謝の気持ちを伝えましょう。