連名で渡す時の注意点

仕事関係の人に送る場合はあまり高額なものを贈らない

連名で内祝いを贈る機会が最も多いのが、職場の人に対してです。社内でおめでたいことがあったときには、上司や同僚が連名でお祝いを贈ることが多いです。そして、お祝いを贈ってくれた上司や同僚に対しては、夫婦連名で内祝いを返礼することになります。その際に、あまり高価な内祝いを出さないように注意しましょう。内祝いを夫婦連名で出す場合には、だいたい一人あたり1000円から高くても2000円までの負担にとどめておくことで、相手の負担にならずに済ませられます。また、内祝いを渡すときには、できるだけ一人ひとりにお礼の気持ちを込めて手渡しするようにしましょう。もし余裕があれば、メッセージカードなどを添えると、より一層喜ばれますよ。

熨斗の書き方のマナーに注意!

夫婦連名で内祝いを渡す際には、熨斗の書き方にマナーがあることを理解しておくことが重要です。まず、結婚の内祝いの場合、水引の下の部分に、新郎の名前をフルネームで書いて、その横に新婦の名前のみを書き記します。これは、新郎の関係者、もしくは、新婦の関係者に内祝いを贈る際にも形式は同じです。ただし、最近では男女同権が進んだ結果、夫婦の名前のみを書き記すケースが増えてきました。そのため、迷うようであれば、名前のみを記載しても失礼には当たりません。次に、出産内祝いを出す場合は、赤ちゃんの名前を書きます。しかし、職場から内祝いをもらったときには、赤ちゃんの名前ではなく、家族の姓を書くことが一般的なので注意したいですね。